セーフティ事業部

私たちの想い

「自然相手に活動する以上、リスクがゼロということは絶対にありえない」

私たちは、ガイドとして、しっかりとした対価をいただきながら遊びを提供している以上、そこには様々な責任があると考えています。その責任の中で一番重要なことは、「安心・安全の提供」だと思っています。安心して安全に楽しくツアーの案内を終えることが、一番ですし、99%以上は何もなくツアーが終わるということが普通だと思います。しかし、『予想外の事』が起こってしまうと、命の危機につながる危険性をはらんでいるのが、アウトドアでの活動です。

私たちは、事故を起こさないためのリスクマネジメント、そして、実際に事故が起こった際に適切に対応するためのファーストエイドの知識と技術を習得するために、日々のトレーニングに加え、各種の認定資格を取得しています。

どんなに備えていても、何かが起こる危険性があるのが、アウトドアでの活動です。そして、安全を確保するためには、ガイドがどれだけ備えていても十分ではありません。私たちは、お客様にも、しっかりと安全に対する意識を持っていただくこと、そしてガイドとお客様の協力体制、信頼関係が大切だと考えています。

自助・共助・公助

安心・安全に活動するために

指導風景

自助

自分自身を守るために正しい知識を身に付ける

自然相手にするときに知識の有無が緊急時の対応に差が出ます

例えば、海で事故が⼀番多いのは『シュノーケル利用中』によるもの

  • 海で呼吸が出来て安全のように思われますが、シュノーケルに海水が入ってしまい、呼吸できずにパニックになり溺れてしまう。
  • 海中を見るのに夢中になり、気づけば沖に流されている。

上記が原因として考えられます。

対応方法として、ライフジャケットの着用、マスク、シュノーケル、フィンの3点セットの着用、単独行動しない、させない。等があります。

救急救命講習

共助

自身の安全を確保したうえで助け合うこと

個人で対応するには限界があるので、知識を持った人に助言をもらう、もしくは同行してもらう。

例えば、管理されてるビーチ等での遊泳、アクティビティの利用などがあります

沖縄は夏になるとハブクラゲの被害が多くなるため、ハブクラゲ進入防止ネットの設置されてる場所以外での遊泳は禁止されてます。

アクティビティ利用にあたっても、天候状況により安全性が確保できない時があるので、利用する際は余裕をもって日程の調整できるようにする事をお勧めします。

ヘリによる救助

公助

公共機関による救助

予想外の出来事が起こり、個人や企業で対応が出来ない時の最終手段で緊急機関への救助要請になります。

例えば、

  • 風が強い日にSUP等を利用して、沖に流され自力で戻れなくなった。
  • 管理されていない海で泳いで、ハブクラゲに刺されて溺れる。

など、自助、共助を怠った場合に多くなります。

保有資格と実績

保有資格

  • OMSB水難救助員
  • ベーシック・サーフライフセーバー
  • 水上安全法(救助員Ⅰ・救助員Ⅱ)

実績

  • ライフガード(ビーチ監視員)
  • 地域イベント(豊見城ハーリー大会)救助艇
  • ちゅらベンチャー安全管理
  • HISウォーターパーク安全管理

当社は全スタッフがOMSB水難救助員の資格を取得。安全管理に全力を尽くしております。

用語解説

OMSB水難救助員とは?

OMSB水難救助員は、「沖縄県水難事故の防止及び遊泳者等の安全の確保等に関する条例に規定する水難救助員の 資格を有する者」として、沖縄県公安委員会より認定されています。この水難救助員に関して条例は、海水浴場開設者は 人命救助を行うために必要な水難救助員(監視員)を置くことに務め、プレジャーボート提供業者は水難救助を行うため の水難救助員を置かなければならないと定めています。

詳しくはこちら(OMEB)

ライフセービングとは?

救助するためではなく、事故を未然に防ぐために活動するのが大切。ゴミ拾い、ビーチパトロール、お客様への声がけ、安全移送、などを地道に行います。

詳しくはこちら(ライフセービング協会)

水難救助員とは?

安全に水と親しむための、事故防止や泳ぎの基本と自己保全、水の事故に遭った際の救助や手当の方法などの知識と技術。

詳しくはこちら(赤十字水上安全法)